2018年01月31日
「疲れがとれない」「イライラする」「やる気が出ない」などの症状を訴える、中高年の「男性更年期障害」は日本でも600万人いるといわれています。
加齢やストレスからくる、男性ホルモンである「テストステロン」の減少が大きな原因で「LOH症候群」といわれています。
テストステロンが減少すると、うつ、性機能低下、認知機能の低下など活力が損なわれるだけでなく、内臓脂肪の増加や善玉コレステロールの低下、悪玉コレステロールの上昇、などのメタボリックシンドロームや糖尿病、心血管疾患など生活習慣病のリスクを高めます。
そのため男性更年期障害は、働き盛りの男性、そして加齢とともにテストステロンは低下するので、高齢者のQOLの低下にも繋がるため、注目されている疾患です。
治療はホルモンの補充療法と合わせて、テストステロンをアップする生活習慣が大事です。
さて、健康を増進する「代替医療」を、厚生省が推進しています。その中でも、メンタル効果も期待できる「ヨガ」に、僕は注目しています。
ヨガを適度な運動でテストステロンの分泌を促し、ストレス緩和と脳へのプラスな刺激が期待できるので、女性だけでなく男性の更年期障害にも有用であると考えます。
美容と健康に「ヨガ」。それはまた違う機会にお話したいと思います。