2018年04月05日
日本は超高齢化社会に突入しました。
人口の4分の1が高齢者です。
この高齢化は今後さらに進行していきます。
その中で注目されている言葉が「健康寿命」です。
健康寿命とは「健康上の問題がない状態で日常生活を送れる期間」
のことです。
すなわち生活する上で援助が必要のない、つまり要介護状態にならない期間と言えます。
現在、平均寿命と健康寿命の差が男性で9.1年、女性では12.7年の差があります。
これは何を意味するのでしょうか?
日本人は「平均寿命」が延びた、つまり長生きするようになったけど、
「健康寿命」つまり寝たきりなどなく元気で長生きしているわけではないということです。
むしろ、長生きする分病気や認知症などにかかって、つらい生活を送る時間が
長くなってしまうという事にもなりかねません。
超高齢化を迎えた日本にとっての最も重要な課題のひとつにこの「健康寿命の延伸」になります。
医学は進歩して病気の治療ができるようになりました。その結果、長生きは出来るようになりましたが、「幸せな長生き」を目指すにはこのような予防医療の考え方が重要だと思います。
そして大事なことは運動や食事など昔から言われているあたり前のことを実践することで予防ができるということです。
まずは「知識」をみなさんがみにつけ、そしてどうするべきかを考えていくことが大事だと思います。