2015年03月19日
こんにちは
朝から雨ですね梅雨までに、雨の憂鬱を吹き飛ばすような素敵な傘がほしいです
漢方のお話も(3)まできました
もうちょっと引っ張りますので、お付き合いください笑
今日は、患者さんのお声から、漢方を飲む時のコツをご紹介します
一番よくいただくお声といえば、
「漢方薬は苦くて、おいしくない」
ん~、私は比較的漢方の味が好きなので飲みにくいということはないんですが、、、
苦手な方はまったく飲めないと聞きますね。
一番簡単な方法はオブラートに包んで軽く水をつけて飲み込むことです
ただ、においや苦味も効果のうちですからね
顆粒が口に残るという方
お湯に溶かすのが効果的です
特に、〇〇湯という名前の漢方薬は、効果も倍増します
200ccくらいのお湯に漢方顆粒を入れ、よく撹拌します。溶けきれなかったら、電子レンジで温めると溶けやすくなりますよ
高齢の方は、服用前にお湯で口をうるおしてから服用すると、飲みやすくなります
2つめは、飲むタイミング
漢方薬は基本的に食前・食間に飲むように処方されますね
この「食前」という言い方、誤解されやすいのですが、
「食事をする30分前まで」を「食前」といいます
いただきます。の前は医療的には「食直前」にです
ちなみに「食間」とは、「食後2時間以上あいた空腹時」を「食間」といいます
でも、別にどうしてもこの時間に飲まなきゃいけないって訳じゃないんですよ
漢方薬は、生薬を原料としているので、普通の食事と同じように身体へ吸収されます
なので、空腹時に飲んだ方が、そうじゃない時よりも吸収が良いくらいの理由ですから
食後にのんでも効果がまったく失われる訳じゃないんです
時間や回数にとらわれず、決められた1日量を飲み続けることが大切です
いかがでしたでしょうか
芦屋JINクリニックでは、生活習慣や体質などを考慮した、最適な漢方薬を処方します
次回はいよいよ「ヨクイニン」