2015年04月04日
こんにちは
先日、更年期障害にまつわるお話をしたので、今日は
漢方薬で更年期障害を改善するお話をしたいと思います
更年期障害に使う漢方薬といえば、、、
「加味逍遥散(カミショウヨウサン)」
古くから、女性の様々な悩みを解決する。として信頼されてきたお薬です。
更年期障害の症状は個人差があり、数値に現れにくいものが多く、理解されにくいことが多くあります
「加味逍遥散(カミショウヨウサン)」は数値に現れにくい症状にこそ良く効くんです
更年期障害に聞く漢方薬はこのほかにもいくつかありますが、「加味逍遥散」をお勧めする体質、症状は、
体力がない
肩こりがあり、疲れやすい
冷え性である
便秘の傾向がある
そして、
精神的に不安定
更年期障害の症状として、うつ状態や不眠、不安などの精神症状が良くでる方。
是非一度お試しいただきたいですね。
「加味逍遥散」には、10種類の生薬が含まれています。
・柴胡(さいこ・セリ科の根)
・芍薬(しゃくやく・シャクヤクの根)
・白朮(そうじゅつ・オケラなどの根茎)
・当帰(とうき・セリ科の根)
・茯苓(ぶくりょう・サルノコシカケ科のマツホドの菌核)
・山梔子(さんしし・アカネ科の果実、クチナシの実)
・牡丹皮(ぼたんぴ・ボタンの根皮)
・甘草(かんぞう・マメ科などの根やストロン)
・生姜(しょうきょう・ショウガの根茎)
・薄荷(はっか・ハッカの葉)
漢方薬の基本通り、食前分3で処方されますが、続けて飲むことが大切なお薬なので、
飲み忘れたりしたら、気づいた時点で飲んで構いません。食後でも大丈夫です